皆さんこんにちは。撮れ高映像部スタッフの三橋です。
先日、スタジオでのバラエティー番組の撮影業務をご依頼いただき、現場にCA(カメラアシスタント)として初めて参加させていただきましたので、その現場での様子をご紹介します。
今回はスタンダードカメラ4台、クレーンカメラ1台、ハンディーカメラ3台の合計8台にて撮影を行いました。
カメラケーブルの種類
スタジオによって端子盤の映像伝送ケーブルの端子が異なっている事がほとんどですが、今回のスタジオでは光コネクタがレモと呼ばれる種類の端子だったため、多治見ケーブルではなくレモケーブルを現場で初めて使用しました。
また、多治見ケーブルコネクターのカメラを2台使用していたため、現場ではレモのコネクターと多治見のコネクターの変換ケーブルを使用して多治見ケーブルコネクターのカメラを使っていました。
スタンダードカメラ2台を担当
今回、私はスタンダードカメラ2台のアシスタントを任せてもらい、ケーブル捌きをメインに担当しました。撮影ブロックによって全カメラが動くという場面があり、自分が付いているカメラだけでなく、周りをよく見て他のカメラにも気を配りケーブルをさばくことが大事だなと感じました。
インサート撮りも対応
今回参加させていただいた番組は、食事を紹介して出演者さんが食べるというものでしたので、番組収録のあとにその食べ物のインサート撮りがありました。スタジオのインサート撮りは、撮影する食べ物の数によってカメラ台数が変わり、スタンダードカメラを1台、または2台使用して撮影します。
関連記事:『インサートロケ』について~撮り方は大きく3つの方法があります
食べ物が来て照明などのセッティングが終わると、カメラの位置を決めてウエイトを3つペデスタル(カメラの台座)の周りに置きます。これはインサート撮影中にカメラが動いてしまうのを防ぐために置きます。ハイポジションでの撮影の際は、箱馬を重ねて使ってカメラマンの足場を作って高さを稼いだりします。
今回初めてスタジオでのバラエティー番組の収録に参加させていただきましたが、バラエティー番組ならではの動き、スタジオのやり方など、スタジオで経験して学んだことをこれからも参加させていただけるように活かしていきたいと思います。
弊社はバラエティ番組撮影・収録の他、ライブ・コンサートや各種イベントの撮影・収録、ENGロケ、スポーツ生中継、リモート収録、ネット生配信、動画編集など、映像に関する業務について幅広く対応しております。まずはお気軽に電話・メールにてお問い合わせください。
株式会社 撮れ高(03-6274-8982)