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配信向けバラエティ番組の収録にCAとして参加〜狭いスペースでの4本撮りで学んだ「段取り」の重要性

みなさんこんにちは、撮れ高映像部の三浦です。

先日、配信向けのバラエティ番組の収録をご依頼いただき、CA(カメラアシスタント)として参加してきましたのでご紹介します。

限られた空間での撮れ高確保が大きなテーマ

今回のロケ地は都内の小規模なバー。雰囲気のある空間で映像映えするロケーションでしたが、撮影スタッフにとってはなかなか難易度の高い現場でした。

収録は1日で4本撮り。MCは固定ですが、毎回異なるゲストを迎える構成だったため、単純にカメラを設置して終わりではなく、収録ごとに画角やカメラポジションの微調整が求められました。

機材はSONY FX6が4台、Panasonic POVCAMが4台。限られた空間の中でどのように撮れ高を確保するかが今回の大きなテーマでした。

Panasonic POVCAM

狭い現場ならではの仕込みの難しさ

設営が始まってまず感じたのは、想像以上にスペースが限られていることでした。出演者席を中心に、カメラ、照明、音声、制作スタッフが入ると、自由に動けるスペースはほとんどありません。FX6を4台配置するだけでも一苦労です。

あるカメラの画角を優先すると別のカメラが映り込み、照明を調整すると今度はスタッフの導線が狭くなる。三脚の位置を数センチ動かしただけで画の見え方が変わるため、現場では何度も微調整を繰り返しました。さらにPOVCAMも4台設置する必要があり、店内の雰囲気や手元のカットを狙うためのポジション探しにも時間がかかりました。

広いスタジオであればある程度の余裕がありますが、今回のようなバーでは「どこに置くか」よりも「どのように置くか」が重要になります。

ゲストごとに変わる2ショットの画作り

今回の収録で特に印象的だったのが、ゲストごとに変わる2ショットの調整です。4本撮りとはいえ、毎回出演者が変わるため、一度決めた画角がそのまま使えるわけではありません。身長差、座り方、リアクションの大きさ、トーク中の動き方など、ゲストによって特徴はさまざまです。

そのため収録が終わるたびに、

「もう少し寄った方がいい」
「次のゲストは動くから引き気味にしよう」
「MCとの距離感を整えたい」

といった確認をしながら調整を行いました。

大きくカメラを移動するスペースがないため、高さや角度、ズームを細かく調整して対応します。数センチの違いが画の印象を大きく変えるため、現場では常にモニターを確認しながらベストな構図を探っていました。

ケーブル処理と本番中のオペレーション

CAとして特に神経を使ったのがケーブル処理です。FX6が4台、POVCAMが4台、それに加えてモニターや電源周りの配線もあります。狭い現場ではケーブル1本がトラブルの原因になることもあります。出演者やスタッフが移動する際に引っ掛からないよう、できるだけ壁際や家具の陰を利用して配線を整理しました。

本番が始まると、今度はバラエティ特有の予測できない動きとの戦いです。出演者が急に身を乗り出したり、リアクションで大きく動いたりすることも珍しくありません。そうした瞬間こそ番組の見せ場になるため、カメラマンもスタッフも常に集中しています。予定通りに進まないからこそ面白い。それがバラエティ収録の魅力でもあり、難しさでもあると感じました。

今回の反省と次回への課題

無事に4本の収録を終えることはできましたが、個人的に大きな反省点もありました。それは仕込みとバラシの段取りです。本番中の対応ばかりに意識が向いていましたが、実際には設営や撤収まで含めて現場です。特に今回のような狭いロケーションでは、事前の段取りが作業効率を大きく左右します。

  • どの順番で機材を搬入するのか。
  • どこにケーブルを通すのか。
  • 誰がどの作業を担当するのか。
  • どの順番で撤収するのか。

こうした部分をもっと具体的に整理しておけば、設営もバラシもさらにスムーズに進められたと思います。現場ごとに条件は違いますが、今回の経験を通じて「本番前の準備が本番を作る」ということを改めて実感しました。大変な現場ではありましたが、その分得られた学びも大きかったと思います。狭小ロケーションでのマルチカメラ運用、ゲストごとの画角調整、そして段取りの重要性。今回の経験は今後の現場でも必ず活きてくるはずです。

次回は今回の反省をしっかり活かし、仕込みからバラシまでを含めてより効率的な現場づくりを意識して本番に臨みたいと思います。

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