制作実績

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【後編】某人気アプリの広告撮影現場に参加~クロマキー撮影の技術的なノウハウなど

こんにちは!撮れ高撮影部スタッフの平良です!

前回に引き続きクロマキー撮影について、今回は現場で実際にセッティングから本番までやってみて感じたことや技術的なノウハウを細かく説明していきたいと思います!

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今回私が参加した現場では、グリーンバックが常設されているクロマキー合成撮影をメインとしたスタジオでの撮影でした。照明部もいたのでセッティングとしては、カメラ、映像ベース、クライアント確認用のモニター出しなどが主だったのですが、中でも大事だったのは、カメラの設定と照明の位置決めでした!

どうして大事なのかお話しをするために、まずクロマキー合成とはなんなのか、そしてクロマキー撮影をする際の注意点を紹介していきたいと思います。

クロマキー合成撮影の背景がなぜブルーもしくはグリーンなのか

クロマキー合成とはそもそも、特定の色の成分から映像の一部を透明にし、そこに別の映像を合成する技術のことを言います。色(クロマ)をもとにしたキー信号を使用するため、クロマキーと呼ばれています。クロマキー合成撮影をする際は、グリーンバックもしくはブルーバックで撮影するということは前回もお伝えしました。

これがなぜグリーンやブルーといった色味なのかというと、切り抜きたい信号(キー信号)を作るためには、切り抜きたい色の補色(色相環で正反対に位置する関係の色の組合せのこと)を選ぶと、きれいに合成映像を作ることができるからです!

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もう少し分かりやすく説明すると、人間の肌の色はオレンジに近く、その補色となる色がブルーやグリーンに当たるので、グリーンやブルーを背景にした撮影が多いんです!

クロマキー合成撮影時の注意点

この映像を見たことがあるという方もいらっしゃると思いますが、これはクロマキー合成によって起きたハプニングです(笑)この映像からも分かるように、クロマキー撮影に向かない衣装というものが出てきます。まず、ブルーやグリーン系の服装を避けることです。透明化してしまう色を着ていると、合成した映像素材が透けて映ってしまうため、避けなければいけません。

他にも真っ白の服の場合、照明の関係で服装の縁の部分や一部に背景色が乗り、色が抜けてしまうことがあります。程度にも寄りますがなるべく避けるべきです。また、ラメやシルバーなど反射する素材も背景色が映り込んで、色が抜けてしまうことがあります。

少し限定的になってきますが、グリーンとブルーという背景色が多色ある理由は、必ずブルーの服を使いたい!という時はグリーンを、グリーンの服を使いたい場合はブルーを背景に持ってくることで、透明化を回避できる要素もあるからなんです!

クロマキー合成撮影業務の作業内容やテクニックについて

このようなことを踏まえて、透明化する際の背景色と人物、服装の区別が出来るだけ顕著になるように、カメラ側の明るさと照明の位置、光量の強さなどを細かく緻密に計算してセットしていきました。この作業が1番キモになる作業です!

また、今回のスタジオではグリーンバックのカーテンが常設されていたので作業はなかったですが、なるべく映る範囲の布を引っ張り、シワやたるみができないようにセッティングしていくことも大事です!シワやたるみによって出来る微妙な影が黒色と判断されてしまうと透明化出来ず、半端に黒が残ってしまうためです。

これと同様に照明による光源と対象物を結んだ先にできる影もなるべく避けなければならないので、照明位置をなるべく真上寄り、高いところから当てて照明を作っていくことも、クロマキー撮影の際の重要なテクニックになります!

今回参加した現場は某人気アプリの撮影現場でしたが、ネットを基本とした生配信番組などにも最近多くクロマキー合成撮影が増えているので、今回学んだノウハウを活かして今後の映像制作に励みたいです。

 

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