制作日記

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ライブの演出などで使われる特殊効果(特効)の役割や種類など

みなさんこんにちは!撮れ高 スタッフ 西村です。日々色んな現場に行く中で、カメラマン以外にもたくさんの人たちがこのテレビ業界で働いています。特にミュージシャン・アーチストのライブでは、多くのスタッフが携わり、1つのライブを作っています。そこで今回はその中から、特効について紹介していきます。

特効とは?

まず特効とは「特殊効果」のことです。ライブなどの演出の照明、音声以外は全て特効になります。どのライブでも特効は使われていて、演出には欠かせません。特効1つで曲をカッコよく見せるなどライブを盛り上げる効果や、照明や音響をより一層よく見せたりなど、他部門のサポートする役割があります。

特効にはたくさんの種類がありますが、ここで少し紹介していきます。

スモーク

空間に漂う煙を発生させ、照明、レーザーなどの効果を高める(より効果的に見せる)働き、あるいは白煙自体を見せるなどの効果があります。スモークにもたくさんの種類がありますが、どれも人体には害のないものを使用しています。

炎、火薬

これら炎系も特効になってきます。炎は実際に火を使用しているので、近くにいると熱いくらいです。特に火柱みたいなものがライブでは多いです。音の出るものなど火薬を使用しているものもあります。

キャノン砲、紙吹雪

キャノン砲は圧縮ガスを使用しています。キャノン砲はほとんどの場合テープを客席に飛ばす時に使います。1台の筒の中に約100~200本のテープを入れて打ち出します。基本的には風の影響が少ない、天井の高さがある屋内で使用します。屋外でも使用できますが、風の影響などに注意する必要があります。どちらにせよ事前に充分な安全対策が必要です。紙吹雪も色んな飛ばし方があり、主に送風機で飛ばすか、キャノン砲で飛ばします。

送風機の場合は、紙吹雪を飛ばしたい範囲、量によって送風機の大きさを変えています。スタジアムクラスの会場や野外は大型送風機を使用します。コストは比較的安く済みますが、一気に大量に紙吹雪を放出するのには向いていません。

キャノン砲の場合は、紙吹雪を飛ばす目的以外にも音がプラスされるので、送風機に比べるとインパクトがあります。ですが、キャノン砲自体一瞬なので、長時間紙吹雪を飛ばしたい場合には向いていません。

普段はカメラアシスタントとして業務に励んでいますが、先日特効を経験する機会がありました。その時は会場の天井部分にあるキャットウォークと言われるところから、紙吹雪を約20人ぐらいでアリーナ席全体に落としました。落とす量は意外と多く、落とすタイミングも最後のサビからだったので、短時間ですがとても大変な作業でした。ライブを少しでも盛り上げるために、毎回特効さんが必死に頑張っていることがよく分かりましたし、まず普段出来ない体験が出来て良かったです。

1度テープの入ったキャノン砲が飛ばなかったところを見たことがあります。この場合、いつ飛ぶか分からないですし、最悪の場合、周りにいる人が怪我をするかもしれません。その時は特効さんの回収も早く、何事もありませんでしたが、本番中はどの部門も何があるか分かりません。だからこそ何事にも対応できるように日々努力していきたいと思います。

 

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